ダイナパックでのセッティングが終わったER34スカイラインは
実走セッティングを行いました。
ダイナパックに載せる前の実走行でも大きなズレは無かったので
今回もダイナパックで掛けた負荷と実走の負荷のズレが無いかを確かめながら
各トレースポイントを確認して行きます。
その後、一度水温を冷まして始動補正を見直したら
A/Fフィードバックのゲインを調整し、フィードバックのスピードを決めて行きます。
エアコンON-OFFの負荷によるアイドルダウンを防ぐための補正等
ストリートカー故の細かい設定項目を確認&調整したら
エンジンルーム内のカバーを元に戻して
すべての作業が完了となります。
診断機に掛けて点検すると、エアコンコンプレッサーへの電源供給に問題があるようで
写真の部分のコンプレッサーカプラーを外して見ると、ピンが朽ちて折れてました。
部品は単品では供給されないので、ピンを修正修理し無事コンプレッサー始動です。
コンプレッサーの修理が終わった所でエアコンリフレッシュを行ったところ
575gの充填規定量に対し305gしかエアコンガスが入っていませんでした。
規定量をしっかり充填して、エアコンの効きも復活!
WAKOSのRECS施工後
オイル交換を行い、今回のメンテナンスはすべて終了となります。