クラッチをNISMOのカッパーツインプレートに変更したER34スカイラインは
LINKのデーターもブーストも変更せずに
パワーチェックして見たところ(クラッチ交換後は赤色です。)
いきなり390psに迫るパワーを記録しました。
クラッチ、ダダ滑りだったみたいですね…。
バルタイのセッティングは終わっていたので、今回はブーストのセッティングからですが
最大ブーストを1.2kにすると5000rpm付近からインジェクターDutyが100%に張り付きます!
燃圧をイニシャルで3.5k付近に合わせますが
(ピンクが燃圧、茶色がブーストです。)
それでも高回転域は燃料が少し足らないので
高回転域の最大ブーストは徐々に下がる様に設定して
ブーストABC&OFFはこんな感じの数字になりました。
上から順番にブースト1.2k 1.1k 1.0k
赤色はブーコンOFFで一番下の緑は純正タービンでのブーストアップをしていた時のグラフです。
トルクで16k以上 パワーで100ps以上向上しましたね。
トルクの立ち上がりが若干遅れますが
3200rpmで最大ブーストに達し、400psオーバーを果たすGCGのGT2860Rタービンは
純正タービンと置き換え交換が可能な、いわゆるポン付けタービンです。
どこで造られたか分からない様なものを
自社製タービンキットとして売っている国内メーカーさんがありますが
ブーストの立ち上がりがかなり遅く、しかもパワーも出ないと言うトラブルを多数聞いています。
確かに値段的にはかなり安いのですが、性能が落ちてしまっては意味がないですよね。
RB25用ポン付けタービンがなかなか世に出回らない中、このGT2860Rはかなりお勧めのタービンです。
ただ、純正をベースとするので実際に出来上がって来るまでかなりの時間が掛かるのがネックですね。
ER34はダイナパックから降ろし
これから実走セッティングに入ります。