初期型のNistuneでECR33を制御しようと思うと
Z32用のCPUを準備する必要がありましたが
市場にZ32の中古CPUなるものはほぼ見つからず・・・
しょうがなくECR33だけはAPEXのパワーFCを使う事が多かったのですが
ここに来てNistuneにFPと言うプログラムが組み込めるようになり
RB20DET用のCPUを加工することで
ECR33のRB25DETのNVCSまでを完全にコントロール出来るようになりました。
今回は
23710 04U60と言う品番のCPUのLEDを取り外し
トランジスターの増設と配線加工によりNVCSのON OFFをCPUのピン配列内で処理出来るような加工ですが
A31セフィーロやC33ローレルの RB20DET用CPUであれば
タイプ1と呼ばれるボードをCPU内に組み込んで、直接USBが差し込めるような仕様にする事も可能です。
実際に車両に接続して
通信させてみると、各種データーのモニターが可能となり装着成功!
純正ではアイドルポジションを監視していますがNistuneのFPでは
スロットルポジションセンサーの電圧にてアイドルを判定するので
(HKSのVpro等と同じ仕組みですね。)
アクセルオフ時の電圧をモニターして、その電圧のほんの少し上の数字を覚え込ませると
スロットルの全閉位置が決まり、通常回転領域なのかアイドル領域なのかを見分けるようになります。
RB20DET用のCPUであれば、探せばまだ見つかるでしょうし
RB20DETからRB25DETに載せ換えた人なら、手元に転がっている可能性も高いと思います。
パラメーターに制限のあるパワーFCから
多岐にわたり自由にセッティング出来るNistuneへの乗り換え
いかがですか?