今回、インジェクターの交換前後でパワーチェックのできる車両が入庫したので
まずはインジェクター交換前の状態で
ノーマルECUデーターでのパワーチェックと
ブーストアップデーターを入力した上でのパワーチェックを行います。
その後インジェクターを交換し、診断機を使ってインジェクター学習を実行した後
ECUのデーターをノーマルに戻してパワーチェックし
最後はデーターをブーストアップデーターに書き換えてパワーチェック!
青いグラフが交換前のいわゆる不良インジェクターでのパワーグラフで
オレンジ色のグラフがインジェクター交換後です。
かなりの差が出ていますがECUのデーターの変更は全く行っていません。
事実として、インジェクターでこれだけの差が出るんです・・・。
残念ながらディーラーでの無償交換は
基本的にDPFの再生サイクル不良の時にしか対応してくれませんので
なんとなくパワーが出ていない!と言う訴えでは
まず無償交換にはならないと思います。