CE9A ランエボⅢ 4G63 バルタイ測定

ブーストが

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スーパーハイテンションな事になっている

ランエボⅢ CE9Aの4G63エンジン

 

なんなら常用ブースト2.0kでセッティングしてやろうかと思いましたが

そんな仕様では造っておらず、早々にフルブローするのは火を見るより明らかな訳で・・・

 

排気系の点検と同時に

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バルタイの実測を行います。

バルタイ?と思うかも知れませんが、ブーストってどこで測ってます?

サージタンクの圧力を通常はブースト圧と言いますよね。

じゃあサージタンクの圧力の正体ってなんです?

 

タービンが供給した空気量からエンジンが吸い込んだ空気量を引いたもの

それがサージタンク内の残圧となって圧力表示された物がブースト圧

(正確にはもうちょっと複雑ですが・・・)

なのでブースト圧が上昇する原因は大きく分けて二つ

〇 タービンの制御が出来なくなり、どんどん過給してしまう

〇 エンジンが空気を飲み込めなくなっている

 

っで、バルタイの確認をする訳です。

 

円周分度器を使って

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クランク角度を測りながら

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開き始め1mmリフト 完全閉じ1mm手前時の角度を記録&計算し

最大リフト時のバルブタイミング中心角を導き出します。