BNR34 GT-R ブレーキ大容量化に付きマスターバック用リザーブ作製

工場内はGT-R GTI-R GT-R GT-Rと日産車オンリーですが日産専門店では無いです。(笑)

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一番奥のリフトには、以前に

R35 GT-R用のキャリパーを装着したBNR34がリフトインしていますが

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暖気中と暖気が終わった後でブレーキペダルのタッチが変わってしまう・・・と言うことで

マスターバックのエアリークを疑ったのですが、リークは特に見つかりませんでした。

 

マスターバックの負圧の動力源はエンジンなので

その負圧を調べてみると、暖気後の負圧がかなり少ない事が発覚

ハイカムのオーバーラップが多いのか、エンジンがお疲れ気味なのか

そこまでの原因追及はしていませんが

なんとか小手先の作業で負圧が確保できない物かと検討。

 

そもそも6連スロットルで負圧が取りにくいRB26なので

ブレーキマスターバック用のリザーブタンクを純正の

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このサイズから

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このスペースに収まる最大サイズまで大きくしてはどうかと・・・

 

やってみないと何とも言えませんが、やらないと結果はわかりません。

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アルミの平板を切り出して、溶接にて仮止めし

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スペースにあてがって見た所、採寸通りジャストフィット

 

本溶接して

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負圧を掛けて

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リークチェックをします。

さすがにハンドポンプでは負圧を保持できないのでバキュームポンプをつなげて真空引きします。

一晩掛けて真空が保持できるかをチェックし、問題なかったので

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車両に

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装着してバキューム配管を接続します。

 

テストにお付き合い頂いたオーナーの漢気に感謝です。