BNR32 GT-R×2 実走セッティングとエアコンR134A化

2台のBNR32が完成に向けて作業も終盤となっています。

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先日、ダイナパックでのセッティングが終わったBNR32 GT-R

実走行にてダイナパックとのズレが無いかを確認する為、いつものコースへ繰り出しました。

 

やはり、速度によるA/Fのズレが出たので、オプション補正マップを追加作成し

ブーストと速度の3Dで補正を組み込みました。

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夜のパーキングに佇む、BNR32 GT-Rは何とも言えない雰囲気を醸し出しますね。

補正マップ追加作成後のチェックは問題なく終わり無事帰店しました。

 

店内工場では、もう一台のBNR32 GT-Rが

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エアコン R134A化の終盤作業中です。

フロント周りの部品は結構錆びたり腐食したりしていたので

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部品が単品になった時に艶消し黒で再塗装したり、錆を削り落としたりして

こういう時でないと出来ない作業も行っています。

 

バッテリーを交換するに際して、+端子や-端子を見てみると

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ヒュージブルリンクカプラー接続先の端子が

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溶けて穴が開いていたり、ヒュージブルリンクの端子が

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溶けて融着していたりと何やら不具合の跡が多数ありました。

 

新品部品に交換できるところは交換して

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廃版になっているコード類は

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絶縁をやり直して再度ゲルコートチューブで被膜保護しておきました。

20年以上の車齢になると、こういう部分もメンテが必要になって来ますね。