BNR32 GT-R LINK製 G4+ プラグインECUへの交換

純正ECU内の基盤を取り除き、LINK製の基盤に交換した

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BNR32 GT-RのECU

トリガー設定等基本的な設定の行われたベースデーターが入っていますが

エンジンが掛かるのと走行が出来るのとはまた別の問題です。

 

パワーFCの様に、装着してエンジンをブル~ンて掛けて

10分ぐらい放かっておけば走行OKと言う訳には行きませんので

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A/F計を装着して、通常走行が可能なレベルの各基本設定を行う必要はあります。

この基本設定にチューナーの腕の見せ所がありそうで

ここで失敗すると、その後がすべて台無しになると思われる設定を淡々とこなしてゆきます。

 

基本設定が終わると、通常走行が可能になり

実際に走ってみると何とも言えない滑らかな加速にスタッフ一同驚愕!

 

あらかたの走行を試した後は

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パワーチェック

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今回は最大パワーがどうのこうのと言う話ではありませんが

前回純正ECUを使ったパワーチェックの時よりも伸びています。

信じてもらえるかどうかは別として

点火時期は純正のMAPの負荷軸を圧力に置き換えたものを使っているので

点火時期上昇によるパワーアップではありませんし

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ブーストは若干ですが、低く設定しているぐらいです。

もちろん

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純正のブーストソレノイドバルブの制御を行ったうえでの話です。

 

通常のエンジンスタート、燃料、点火制御だけでなく

A/Fフィードバックやノックコントロールに加え

純正ソレノイドによるブーストコントロールや燃料ポンプの3ステージ制御等もこなしてしまう

LINKのG4+ プラグイン

 

制御が出来る・・・と言うレベルのフルコンは多々知っていますが

制御したうえでなおかつエンジンがシルキーかつスムースに回るようになる

Dジェトロ制御のフルコンは数少ないと思います。

 

あまりお世辞は言わない性格ですが、このフルコンは

本当によく出来た商品だと思います。

っが、良くも悪くも弄らなければいけない箇所は気が遠くなるほど多いので

このフルコンの性能を発揮させるのも殺すのも最後はセッティングを行う人間次第ですね。