最近はECUチューン以外の作業での入庫率も上がってきている
FL5 シビックタイプR。
今回、石川県から入庫して頂いた、こちらの車両は
Rモードにすると、なかなか硬すぎて街乗りではハネてしまう純正サスペンションを
HKS製のハイパーマックスRへと
交換し、車高調性をした後で
アライメント調整へ。
高速道路のレーンチェンジや峠をキビキビと走れるような数値へと調整しました。
高額なアライメントテスターを持っていても、アライメントの数値の
どこをどう弄れば、そのクルマがどう動くようになるのか?
が分かっていないと
メーカーが推奨する数値の真ん中に合わせて終了・・・となります。
っと言うか世の中のアライメント調整のほとんどがそれです。
だって、アライメント調整に出す際
「どういった感じの走行特性にしたいですか?」
って聞かれた事、どれだけの人が経験してますかね?
我々ビークルフィールドでアライメントを始めて調整する際
どう言った感じの特性にしたいですか?
って質問すると
「今まで、そんな事聞かれた事なかったです。」
って言われることが多いです。
という事は
オーナーの意向を汲まずに
アライメント調整するお店が多いという事ですよね・・・。
サスペンションチューンとの同時施工として
フロントバンパーを取り外し
インタークーラーを純正から
DRL製に交換!
GRヤリスもそうですが、純正ECUの特性をよく理解した上で交換したパーツではありますので
交換後は専用ECUデーターへと
書き換えます。
FL5のECUに関しては海外から買ってきたデーターを
なんでもかんでも突っ込んでいるチューナーが居るそうでして
装着されているパーツとの適合や相性なんて知ったこっちゃない!みたいな感じだそうです。
低速トルクが細く、そこを指摘すると
「チューニングECUはこんなモノですよ。
上の伸びが出たので下のトルクの細さが目立つ様になっただけじゃないですか?」
って言うそうです。笑
いやいや、そうじゃなくて、上の伸びと同時に下のトルクも上げろよ・・・。
犠牲者は自分が知る限りでも、すでに十数台居るので
実際はもっと多いんでしょうね。
ECUチューンに関してはしっかりとチューナーとオピニオンを行い
納得の返答をもらってから施工すると良いと思います。
さて本日のnoteはECUチューン以外でもデタラメな作業をするショップさんは居る訳でして
バラしたLSDを確認して見たら、ありゃブレブレじゃんって言うZN6 86の話です。