ここの所、パワーゲート4によるZC33S スイスポのECUチューンを取り上げる事が多かったのですが
GXPA16 GRヤリスのECUチューンも定期的に依頼されます。
今回はECUチューンに伴い、正確なブーストを把握したいと
ブーストメーターの設置依頼も頂きました。
純正メーターのマルチインフォメーションに出て来るブーストは
あまり当てになる様な物ではなく、ハイブーストになると表示を諦める事もあります。
やはりブーストぐらいはアフターのメーターでもモニタリングする事をお勧めします。
ブーストメーター装着後
ECUにアプローチして純正データーの把握を行い
それに応じたチューニングデーターを書き込んで行きます。
今回はStep1-Rのインストールでしたが
ECU側でスピードリミッターをカットするかをオーナーに選んで頂いたうえで施工しました。
書き込み中はわずかな手違いがECUをクラッシュさせるので最新の注意を払うのは当然の事です。
なんか青空駐車場でポータブル電源とスマホのテザリングで書き換えするお店もあるようですが
通信中にデーター容量の制限が入ったらどうするんですかね・・・?
一発で逝きますよ。
ECU書き換え後はエラーコードを一通り検索しまして
その後に再学習を掛けます。
今回は
表のノック補正学習値が24.1で裏も24.0で真夏の条件下としてはかなり優秀でした。
全開時のLOGも
問題無いブースト、点火時期、空燃比でした。
3年の車検を迎えるのを機にECUチューンに踏み込む方は大勢いらっしゃいます。
GRヤリスも3年経過がかなり多くなってきましたので
そろそろ皆さんも我々ビークルフィールドのECUチューン、如何でしょうか?
さてnoteの方は?と言いますとブログと同じGRヤリスネタなんですが
弊社でECUチューン施工したStep2以降のオーナーにしか伝えていない
ノック補正学習値を下げにくくし、下がってしまっても上げやすくする加工の紹介です。
実際に施工したオーナーからの実証も含めて紹介しています。