1台のZN6 86が
ダイナパックに載せられています。
他店にてHKSのスーパーチャージャーキットが装着されているのですが
なぜか
FconISが付いています・・・。
その上で
フラッシュエディターでセッティングしてあると言う仕様の様です。
フラッシュエディターでECU書き換えたらFconISは要りませんよね・・・。
今回、排気系を
ごっそりと
APEX製の
フルエキゾーストシステムに替えましたので、どうせならFconIS取り外した上で
セッティングし直しましょうと言う事に!
まずはFconISを併用した他店でのセッティング結果から。
ピークでは314psを超えており、数字的には全然良いと思います。
途中で変な谷が出来ている訳でもないので、回せば回すほどパワーの出る
スーパーチャージャーらしいセッティングですね。
でも
コレは外しちゃいます。
フラッシュエディターだけで十分なんで・・・。
でも、他店で書き換えられたフラッシュエディターは、そのままでは使えません。
大体パスワードロックが掛かってます。
そこでまずは初期化ツールを使ってNA用に初期化し直します。
それを車両に繋いでNormalデーターに書き直したら
その状態でECU Readします。
もう1回PCに繋げて、今度はS/C用として初期化。
これでフラッシュエディターの書き換えが出来るようになりました。
結構、面倒くさいんです。
PCごと車両に持ち込んで
データーを書き換えてはLOGを確認しつつ
徐々にパワーを上げて行きます。
以前、電話で
「86のスーパーチャージャー仕様って、どうやってパワーを上げて行くんですか?」
って、裏でタイヤ外すインパクトの音がする方からお問い合わせ頂きましたが
・・・プロなら自分で考えて下さい・・・
余談が入りましたが
FconIS併用使用とECUのみ書き換え仕様とでの差です。
赤色がFconIS併用、ピンクがECUのみでのリセッティング後です。
最大パワーが伸びたのはもちろんですが、3000rpm付近のトルクアップや
5000rpm以降のパワーの伸びなど、乗って分かる差もしっかり出ています。
これからダイナパックから降ろして、実走セッティングに移行して行きます。