アルファロメオ156GTAの記事を読んだ方からの
5~10年落ちの欧州車メンテナンスの問い合わせが増えてます。
値段的に国産と比べるとかなり高額になるので
実際にメンテナンスに踏み込める方と踏み込まない方には分かれますが
こちらのプジョー208GTIのオーナーは
サスペンションの交換とブレーキ周りのメンテナンス、それと追加メーター設置のご依頼です。
ただ、普通のGTIでは無くて限定車のSPORTになるので
サスペンションキットの適合確認に時間が掛かってしましました。
結局、車高調整機能を備えるサスペンションは
ビルシュタイン製のみと
言う事で、その他のブランドはSPORT不可もしくは適合未確認でした。
サスペンションの交換と同時に
ブレーキローターも替えて行きます。
国産車とは違って、欧州車はパッドとローターを同時に削りながら止めるので
ローターの減りがかなり速いです。
パッドだけ診て(交換して)OK!って言ってると
結構ローターの残厚が基準値を下回ってたって言う欧州車、よく見ます。
国産と比べてクセが強く、整備や交換にSSTがいる事も多いので
一般的なクルマ屋さんだと断られる事の多い欧州車ですが
裏を返せば、クセを理解してSSTがあれば整備できると言う事です。
ただ、安くは無いです。
特に安い値段で買ってきた中古欧州車の場合は
アチコチに地雷が仕掛けられているパターンが多いので
結局、ちゃんとしたクルマをディーラーで買えば良かったと言うパターンも多いです。
お気を付けください。