6速マニュアルミッションに換装している
GRX133 マークXはグレードがGRスポーツです。
2年ほど前は、この後期のECUのデーターに悩まされて
マニュアル化した後に、色々なエラーメッセージが煌々と点灯してました。
今となっては、サクっと
書き換えてブルンってエンジン掛けても、エラーメッセージは当たり前のように点灯しません。
こんな感じだった
シフトレバー周りが
こんな感じに替わるのを、もう何台見てきた事か。
1速3速5速にシフトチェンジする際
左手がセンターコンソールパネルに当たらない様にするのは、もう当たり前の作業となりました。
ビフォーアフターで見ると、一瞬ですが、ここに至るには
フライホイルの芯をピシっと出しながらドライブプレートと固定したり
（ドライブプレート穴とフライホイルのボルト径が異なります。）
クラッチカバーの締め付け順序がゴッチャにならないように工夫したりしながら
ミッションを搭載し
室内側も
サイドブレーキレバーを絶妙な位置に新設したり
シフトレバーのオフセット量を調整すると言った拘りを持って作業してます。
エア抜き作業の時に、新品のペダルがなるべく汚れないように
マスキングテープで養生して見たりするのも、いつもの事。
最終的に、室内にシートを装着したり、内装パーツを組む際も
アチコチを養生テープで防御しながら進めます。
こう言う拘りや気遣いの上で成り立つのが
当店のGRX133 6速マニュアルミッション換装作業です。
今回、センターコンソールから配線が2本ニョキっと出ているのは
SPORTモードに切り替える際のスイッチを
GRMNの純正スイッチを使う為に発注したのですが、欠品中で納期が8月中旬との事。
入荷するまでの間、ECOモードスイッチを代用しているのですが
センターコンソールにハメ込んでしまうと、スイッチ交換する為に
センターコンソールそのものを脱着しなければ行けなくなり大変です。
なので、ひとまずはニョキっとさせている感じです。
メーターも
GRMNⅡ純正の物に交換し、IG-ON OK
この時点ではエンジンチェックランプは点灯しないと、車検に合格出来ませんよ。
エンジンスタート後も変なエラーメッセージが出て来るとか
エンジンチェックランプが点灯する事はありません。
TRC-OFFスイッチも、通常プッシュで簡易OFF（車検ライン用）
長押しでTRC制御OFF出来ますし、前回のRSD同様、SPORTモードを有効化してあります。
ECU側にはNormaモードとSportモードの両方のマップを構築してあるので
モード切替でアクセルペダルの踏み代や踏み方に応じた加速特性が変わります。
作業的には、ほぼ完成したので、公認車検に向けての各部の確認を進めて行きます。
