今年最後の試練となったのが、オリジナルサスペンションの出来上がった
この2台を長野まで引き取りに行った12月28日の出来事ですね。
天気予報を見ていると、北陸や北海道は爆弾低気圧の影響でホワイトアウト状態が発生するものの
長野地方は曇りのち晴れという、楽観的な情報を提供していたので
「楽勝だぜっ」
っと思っていましたが、往路では長野県の
安曇野インター以降事故通行止めにて
強制的に下道に降ろされることに・・・。
午後3時頃にようやく長野県小諸市に到着するころには
普通に雪が降っており
「今日中に帰れるんか?」
っと、嫌な予感が脳裏を横切ります。
早々にMR-Sを積載し、S660には持ち込んだスタッドレスを履かせて復路につきますが
小諸インターを過ぎたあたりで積雪が本格的になり始め
チェーン規制発令・・・
積載車も今回はオリックスレンタカー岡崎店のご厚意で
スタッドレス付きの車両を貸していただいていたので、規制で下道に降ろされることはありませんでしたが
見る見るうちに周りは雪化粧に
変わってゆき
姥捨を越えるころにはこんな感じの積雪でした。
「今日中に帰れるんか?」
という嫌な予感が現実味を帯びてきました。
S660のドライバーはチーフメカニックの野田なので
テクニック的には問題ないものの、高速が通行止めになったらそこで終了です。
積載車も常に修正舵を当てながら、滑ってるのかグリップしてるのか
よくわからない状態で安曇野付近まで走行していると
朝、往路を通行止させていた大型トラックがクレーンで釣り上げられていました。
ニュースによると2台のトラックが欄干を突破して下を流れる川に落下したそうです。
このあたりから、段々と道路の色が白から黒に変わり始め
融雪剤のおかげで、積雪路ではなくなりました。
走りなれたトンネルを抜けるころには雪も止み
見慣れた
パーキングに着いた段階でまだ午後8時頃。
結果的には店の営業時間中には戻ることが出来ました。
こういった経緯を経て
S660はスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに変更された訳です。
店では
年内納車を目指すCP9A ランエボ5がAYCオイルの交換中でした。
年式的にAYCポンプ不良の可能性も高く
CT9A ランエボ8と同じ症状が出なければ良いな~と思っていましたが
今回は無事AYCオイルの交換が出来たようで一安心。
っが、ウォーターポンプからLLCが漏れるという事態が発生し
「年内納車は無理か?」
と思われましたが、そこはベテランメカニックの宮さん担当!
翌日の朝7時までかかってタイミングベルト脱着を含む
ウォーターポンプの紙ガスケット→液体パッキンへの交換作業を終了させ
無事トラブルを回避!
本当にうちの店はメカニックに恵まれていると思います。
こんな感じの試練を経て、12月29日の仕事納めに臨む流れとなった訳です。