エンジン組み立て室にて作製が進んでいるZC31S用M16Aエンジン
ブロック側は既に完成していて
今回採用した鋳造軽量ピストンも定位置に鎮座して居ます。
ヘッド側もバルブガイドの打ち替え等がすべて終わり
ヘッドスタンドにて、シム調整中です。
既定のカムクリアランスになる様に仮組して測定して計算してシムを発注して・・・。
しばしの待ち時間です。
デモカーとして追加された
ポルシェのタイカン4Sは1000㎞を越えたので
みんなが寝ていらっしゃる時に全開テストをしてきました。
加速感は圧倒的ですが、高速域の伸びはR35には全く及びません。
〇〇0㎞/hからの伸びも鈍重で、車体の重さを感じます。
やはり上級グレードのターボやターボSに気を使ってパワーはかなり控えめになっていますね。
テスラのモデルXに乗ると、車格的にもあまり遅さは気になりませんが
ポルシェとなると期待値が高いゆえに
「遅い」
と感じてしまいます。
エンジンチューンとは異なり、モーターチューンと言うのが
これからはMCU(モータコントロールユニット)にてアフターマーケットを席巻するのかも知れません。
時代に取り残されない様、常にアンテナを張り巡らしておきたいと思います。
全開をカマすと、それなりに充電も減りまして
明け方のSAにて、補充電。
ポルシェのターボチャージャー充電と比べるとSAのチャデモ規格では
そこまでの充電量にはならず、30分充電しても84㎞走行分が蓄電できただけでした。
ターボチャージャー充電だと50%以下まで減った充電を30分強で満タン100%にしてくれました。
各ポルシェディーラー全店への早急なターボチャージャー設置を心待ちにしたいと思います。
キレイな朝焼けを見ながらSAを後に、通行量の増えた高速をまったりと移動。
フルタッチパネルのモニターをパッセンジャー分まで起動させて
さらにはIpadMINIにて、音楽再生しながらしっとりとした乗り味を楽しみます。
全開でもまったりでも、懐深く受け止めてくれるタイカン4S
こう言う感じはR35のトラックエディションには無い、ラグジュアリーカーの一面です。