10月に入り1週間が経ちましたが、相変わらず工場内にはクルマが溢れかえっています・・・。
EJ20Kエンジンの完成したGC8 インプレッサSTI Ver4は
イノベート製のAFメーターを装着して
慣らし運転のデーターをサブコン用に作ってインストール。
エンジン内部に手が入っているので純正ECUオンリーでは燃料足らず・・・です。
一通りまとめ上がったので今週末オーナーにお渡しし、慣らし運転を行ってもらいます。
LLCが漏れ出てしまい、オーバーヒート疑惑で入庫したスズキのキャリー
サーモスタッドが固着してウォーターバイパス出来ず・・・。
圧に負けたラジエターキャップからLLCが漏れてただけでエンジンは大丈夫でした。
サーモスタッドを新品にして
十分にエア抜きしたら新品のラジエターキャップを装着して修理完成。
パワステ系のチェックランプが点灯すると言う事で入庫した
F10型 BMW F10
診断機をあてるとパワステユニットからエラーが出てます。
メインバッテリーの電圧不足でも同様の症状が出るようなので
カバー類を外して診ると
雨水が3㎝ほど溜まっていてバッテリーの制御ユニットも湿っています。
おそらくこの浸水による水滴が原因だと思われるのですが、じゃあどこから雨水が入ったのか?
雨が降るとトランクスポイラー前に水が溜まります。
後付け装着されたGTウイングの固定ボルト付近から
雨水、侵入・・・。
取り外して見ると
GTウイングのステー部分には何の浸水防止策も取られておらず
穴はあけっぱ、バリ取り無し・・・
表も裏も防錆処理無し!
補強も全くない状態なのでちょっとスピードを上げて行くと
バックミラーに写るGTウイングは常にユラユラ揺れてます!!
GTウイングって付いてれば良いって言う部品じゃ無いんですけどね~。
厚みのあるアルミ板を切り出して
当て板を造り
トランク板を補強します。
シーラーを塗りながら固定する事で
剛性と浸水防止を確保します。
これで雨水が侵入する事も無くなると思うので
バッテリーを念のため新品に
交換しつつ、水気を完全の吹き飛ばして換装させます。
IG-ONにてDTCのフリーズフレームデーターをすべて削除
エンジンスタートですべてのチェックランプは消えました。
BMW繋がりでおまけの情報
以前デモカーのX7のエンジンオイルをMotysのM111Dに交換しましたが
交換前の純正オイルの時の平均燃費が11.4KM/Lだったのが
(新車時は燃費悪いので2000㎞時に一度リセットして
2000㎞から5000㎞までの平均燃費になります。)
12.6KMLに上がってました。
5000㎞でオイル交換して、2000㎞ほど走ったのですが
街乗りから高速道路での巡航&フルアクセルでの追い抜きなど
いわゆる燃費の良い走行は心掛けず、本能のままに乗った2000㎞です。
比較期間が3000㎞と2000㎞なので単純な好し悪しにはならないと思いますが
少なくとも悪くはなって無いと思います。
エンジンのフィーリングも高回転までキレイに吹け上がる様になり
ディーゼルノイズもかなり小さくなります。
BMWのディーゼルエンジンにM111D、合うと思います。