今週3台目のダイナパックはZN6 86後期 S/C仕様!330psオーバー!!

昨日のブログで取り上げたロータス エキシージ

納車引き取りまでガレージに移動して、今週3台目のダイナパックセッティングは

後期のZN6 86 スーパーチャージャー仕様です!

 

作業風景は都度ブログにアップしてきたクルマです。

純正ブレーキから

エンドレス製の

大容量ブレーキキャリパーキットに交換したのですが

フロントよりもリアの加工の方が大変で

バックプレートを加工をする際、インナードラムに切削粉が付着しないように養生したり

加工中、切り子が飛んでボディーに付着しないように

こんな感じでホイルアーチ上に段ボールで養生を施しての作業進行でした。

バックプレートも

兎に角キレイに加工する事で、後付け感を極力無くしています。

 

プライベーターでの作業なのか、適当なクルマ屋がやったのか

プライヤーでバックプレートの端を曲げて

防錆塗装もせずに装着された大径ローターを見ると悲しい気持ちになりますよね。

 

ローターを装着してしまえば

表からは見えない部分ですが、こう言う所で手を抜くのはあまり好きではありませんので。

 

ブレーキと同時に

APEX製の車高調サスペンションも装着し

一度車両を着地させます。

 

実走でサスペンションを馴染ませるため

バンパーを装着するのですが、オイルクーラーへの導風部分の

加工やオイルクーラー通過後の風の流れを考えた

インナーライナーの

処理を行って

ホイルを装着。

 

しばらく公道を走りながらサスペンションが馴染んで来たら

車高調整を行って、オーナーの好みの車高に合わせます。

足回り作業の仕上げとして

アライメントを測定&調整し、残すはECUセッティングのみとなりました。

 

実走行での試乗に耐えうるデーターは既に作製してインストール済みでしたので

まずは、この状態でのパワーチェックを行いました。

しかし後期車両の赤マニにスーパーチャージャーは色目的には映えますね!

 

パワーグラフを記録して、LOGを見ながら現車合わせセッティングを行おうとしたら

大幅にパワーダウン・・・。

緑が実走ベースのデーター時で311ps トルク34kだったのですが

ダイナでの現車合わせセッティングを始めたら297ps トルク31.8kまでダウン。

 

これが自分の実力か~ 笑 

 

いえいえ、このグラフVVTIが動いていない時に出力される曲線です。

数年前に嫌と言う程見たので、驚くことも無く。

対策を講じて、無事VVTI再稼働。

331ps トルク36.2kまでパワーアップです!

 

ダイナパックによる現車セッティングでは、5000rpm以降の伸びを重視しましたが

今回はHKSのフラッシュエディターを使っているので

二つのデーターをインストールして、ピンクとグリーンの出力特性を選べるようになってます。

 

スーパーチャージャーと言えども300psを超えてくるとかなり速く走ることが出来

330psを超えると、高回転の一伸びがとても気持ち良いので

ポン付けS/C仕様の86やBRZを軽く置いて行く事が出来ますよ。

もちろんノーマルの86&BRZなんて、話にもならない位のパワー差です。

以前紹介したターボ仕様の86もそうですが

過給機を装着した際のセットアップにはちょっとした自身があります。

 

当然NAのままでもパワーアップは可能ですので

カテゴリー的に過給機が許されない場合でも方法は幾らでもあります。

 

新型の86&BRZが発表され、買い替え等を検討している方も多いと思いますが

しばらくの間は定番チューンの定着した旧型の方がアドバンテージは高いと思います。

 

この機会にあなたのZN6&ZC6をチューニングして見るのは如何でしょうか?