黒いS15 シルビア セッティング完了!500psオーバーさせたけど・・・。

一通りの作業を終えて、エンジン始動まで漕ぎ着けた黒いシルビア

早速ブーストの設定から始めようとDUTYを探るのですが

ブーストが止まらない・・・。

DUTYをどんどん少なくすれば0.7k辺りで落ち着くのですが

30%ぐらい入力すると、立ち上がりで1.0kその後1.7kぐらいまでうなぎのぼり~

 

原因は

このソレノイドバルブでした。

3ポートですが、ポートNO3からのバイパス量が

今回のゲートには足りないようで、上手に制御出来ないみたいです。

 

一般的にターボコントロールのソレノイドは15~20HZで使いますが

試しに100HZにして見ると、ブーストが安定して来ました。

っが常時100HZだと耐久性的にも?なのでソレノイドを替える事に。

LINKの3ポートを使っても良いのですが、工具箱の上には先日取り外された

BLITZのブーストコントローラー用のソレノイドバルブが・・・。

バラして見ました。

単純にソレノイドバルブが2個並列で入っています。

解放ポートは変更出来ないので、LINK側の設定でDUTYを変えることで対応し

配線はパラレルで造り直し

再装着!

ツインソレノイドをLINKでコントロールして

入庫時の最大ブースト1.4k前後に合わせます。

この時すでに

パワーは500ps超え!(グレーのグラフ)で

入庫時のグラフと比べて見ても5000rpm以降の伸びが違います。

 

オーナーには

「基本的にエンジンがノーマルと言う事なので

ブーストは1.2kぐらいにして400ps前後を狙うつもりです。」

と言ったら

「エンジン壊れても良いので、パワー出してください!

 壊れたら壊れたでエンジン造り直します。」

との事。

 

空燃比と点火を微調整して

512ps トルク61.5k(太い赤色のグラフです。)まで出力して

セッティング完了!壊れても知りません・・・。

 

6000rpmの谷はNVCSの戻りポイントです。

もうちょっとキレイに戻したかったけど

5800でも6200でもダメで結局6000戻しでした。

 

ダイナパックは後が痞えているので、早々にこの黒いS15は降ろして

次はZC33Sスイフトスポーツの現車合わせセッティングです。

 

予想以上にこのS15に時間を掛け過ぎてしまったので

純正ECU関連の作業や調査を急ピッチで進めて行かないと~