黒いS15 シルビアにLinkG4+のプラグインを付けながら各部の手直し

HCR32@RB25はオーナーによる慣らし運転の為、仮納車したので

今度は

この黒いS15 シルビアです。

 

入庫時から各部に違和感は感じましたが、ひとまずエンジンは回ったので

入庫時の状態でパワーチェックして見ました。

ブースト

1.0K強の状態で420psだったのが2回目には400ps

3回目には390psと回せば回すだけパワーが落ちて行きます・・・。

一応ブーストコントローラーで4CH設定してあったので

すべてチェックするも、MAXブースト時にはブーストリミッターが入ってしまい

440ps止まり・・・。

ブーストは1.0k 1.1k 1.2k 1.4kと刻んではありますが

パワーは大して変わらず1.0k~1.2kまでは大体400ps前後

1.4kまで上がると440psオーバーしますが、ブーストリミッターで台無しに。

 

空燃比も

パワーFCの吊るしらしい、なんともお粗末な変位で

低速トルク細く、高回転ではパワー出ずの典型的なパターンです。

とは言ってもE/Gがノーマルなんで、これ以上パワー出したらブローしちゃいますけどね。

 

さて、違和感ありのビフォー画像

手直ししたアフター画像

見てすぐわかるのはエアクリーナーですね。

なぜかΦ80のエアクリをはめる為リストリクターみたいなサクションだったので

Φ100のゴムネックタイプのエアクリーナーに交換しながらサクションを手直し。

 

Dジェトロ仕様のパワーFCに装着される吸気温度センサーを撤去して

LINK用のセンサーに交換。

ちなみにもとのセンサーはP1.25のストレートネジでしたが、サージタンク側はPT1/8・・・。

ねじ山がグズグズになっていたので、修正してメクラ蓋して

その下に穴、開け直して付けました。

 

そして古いタイプのブーストコントローラーは撤去して

LINK側でセッティング出来る様に、ブーストソレノイドを交換。

 

あと画像では分かりにくいのですが

室内への引き込み線が、まとグロメットの外を通してありました・・・。

最近はこういう作業が流行ってるんですかね~。

 

最後は

ダイレクトイグニッションが青から赤に!

(言わんでも分かるって?)

どうにも調子の悪い青色のダイレクトイグニッション・・・。

先月と今月で4台中4台ともこの青いDI壊れてました・・・。

 

今回はR35用のコイルがボルトオンで装着出来るIP製のTypeVと言うモデルです。

ドエル角もしっかりと明記されているので

パリっとした点火セッティングが出来るのも魅力です。

 

ブーストソレノイドと吸気温度センサーは

グロメットの中を通しながら配線を新規で造り直したので

分からなくならないようにチューブを入れたら

G4+プラグインに接続し

蓋、締めます。

 

まだトラブルの多いG4Xに比べ、安心安定のG4+

 

一発始動です。

ひとまずここまでは終わらせたんですが、もう夜中なんで帰ります。

 

これから本セッティングに入るのですが

このクルマ兎に角煩いんです。

久しぶりに消音機を設置してのセッティングですが、それでも煩いです・・・。