臭っさ~・・・。劣化し過ぎたデフオイルほど厄介な臭いは無いと思います。

ダイナパックでのセッティングが終わったピンクいS15

ダイナパックから降ろされて、屋外のリフトにてデフ内部のお掃除!

ダイナパックでの慣らし運転時から気になっていたのですが

劣化したデフオイルがシャバシャバになって

リングギアでかき回されてミスト化したのがブローバイホースを伝わって

メインフレーム内からポタポタ落ちて来てます。

これがまた臭いのなんの・・・。

デフオイル上部のブローバイホースを抜いて、内部にパーツクリーナー1本分をブチ込んで

その後は強力な洗浄剤をぶち込んだら、高圧水にて洗浄・・・。

これを数回繰り返しながら

デフケースの中にはパーツクリーナー2本分ほどをぶち込んでしばし洗浄。

出てきた液体はこの世の物とは思えない様な色でした。

 

劣化したままのデフオイルを使い続けると、ものすごい臭いになります。

今回は慣らし運転する前にデフオイルを換えれば良かった。と言った所で

後悔先に立たず

 

新しいデフオイルはプレミアムジャパンデファレンシャル 85W-140を入れました。

スーパーシフトと言うミッションオイルと共に非常に評判の良いデフオイルです。

 

同時に下廻りの点検を行ってゆくと・・・

残念ながらタービンのセンターカートリッジからオイルが滲んでしまっています。

 

慣らし運転中やセッティングの際は白煙は出ていませんでしたが

ここにオイル滲みがある場合、マフラーから白煙が出るのは時間の問題ですね。

 

折角組み上げたタービンですが、再度取り外してOHを試みて見ます。