後半戦はピンクいS15に振り回されながらも、ZC33Sをもう一台。
まずは後期ZC33S スイフトスポーツの結果紹介から。
ツインECU化やスピードリミッターの解除
オートクルーズの上限速度解除に関しては、前回のブログ通りですが
問題は後期ECUのアドレスが前期とは結構な勢いでオフセットしていて
各マップの居場所がバラバラな事。
後期用Step1と書くのは簡単ですが、Step1と言えども
ノーマルからの変更箇所はかなりたくさんあるので
それらを順を追ってアドレスの確認をして行かなくてはいけません。
今回、この後期車両のオーダーはHKSのSPEC-LⅡマフラーを導入して
ECUはStep3のインストールでしたが、流石にいきなりStep3を書き込むのはリスキーだったので
各リミッター解除後、Step1からインストール。
前期車両同様の加速の向上を体感出来ました。
長めの試乗と様々なアクセルの踏み方を確認し
特にトルクリミッターが介入しないかを見て行きます。
Step1が確認出来た段階で
プラグをNGKのレーシングに交換して、Step2をインストールします。
プラグに関しては世の中に諸説出回っていますが
当店のStep2をインストールするのであれば
前期、後期問わずプラグはNGKのレーシングに交換して下さい！
プラグ交換後のStep2インストールの試乗もStep1同様長めに行い
Step1以上にトルクリミッターの介入が無いかを確かめて行きます。
後期車両でのノーマルマフラー+NGKレーシングプラグ+Step2、全く問題なくOKです。
前期より後期の方がちょっとだけアドバンテージがある様に感じます。
キャタライザーの効率が上がってる？
前期でも年次更改でキャタライザーの形状が変更されているので
後期では抵抗減らしてきたかも・・・。
続いては
ノーマルマフラーを取り外し
HKSのSPEC-LⅡマフラーに交換して行きます。
装着前にメインサイレンサー部分を
入念に
覗いて見ますが、内径が小さくなるような細工は無く
もちろん、こんな感じにもなっておりません。
軽量で抜けも確保されたマフラーだと思います。
別にHKSからお金をもらっている訳でもなく
HKSの商品でもダメな物はダメとハッキリ言いますが
（ZC33S用の剥き出しのエアクリーナーセット、あれパワー落ちますね。
ボンネットを閉めて、パワーチェックするとあっという間に吸気温度が上がって
点火時期がリタードされます。真夏に使っているとノーマル以下のパワーかと。）
このマフラーと当店のECUデーターの相性はものすごく良いです！
でも、しょっちゅう在庫切れなんですよね～。
マフラーを交換したら、Step2データーのまま試乗。
ノーマルマフラー時との違いを感じる為に、細心の注意を払う・・・までもなく
速い！
Step2+HKS SPEC-LⅡでも十分に速いですね！
すでにStep2データーを導入しているオーナーは多いと思いますが
まずはStep3にステップアップする前に、マフラーだけSPEC-LⅡにして見て下さい！！
思わずニヤニヤしてしまうような違いが体感出来ますよ。
それに慣れてからStep3をインストールすれば良いと思います。
とは言うものの今回のオーダーは始めからStep3でしたので
いよいよ最終段階のStep3データーのインストール。
結果はもう笑いが止まらない様な加速がずーと続いて行きます！
後期車両でもひとまずStep3まではデーターが完成しました。
今回の車両は6MTのレーダーサポート無し車両でしたので
6AT車両やレーダーサポート付き車両は適合の確認が必要になるとは思いますが
随時対応可能になって行くと思います。
前述したように後期車両はECUのデーターの位置が前期とはバラバラな為
マップオフセットの調整作業として各Stepに10000円追加料金を頂くことにしました。
車検証を見て、型式の欄が4BAから始まる車両が後期になります。
逆に前期のスイフトスポーツはCBA-ZC33Sと車検証に明記されています。
実車施工希望の前期スイフトスポーツは
既に先行してHKSのSPEC-Lマフラーが装着されていたので
プラグを交換しStep3をインストール！
実車施工の際は試運転まで行った上でお返ししますので
今回の様に京都府の様な遠方からお越しいただいた際も安心してお帰り頂けます。
ふ～、今週もたくさんのECUやフルコンを触らせて頂きました。
あっ
これもやらなきゃ。
