今週着手しなければいけないセッティングやECUチューンは多々ありますが
まずは純正書き換えシリーズからワークアップして行きます。
こちらのブログで少し取り上げた
USE20 レクサスが再入庫しました。
メーターは丸型が2個並んでいるので一見すると前期と思いますが
この車両は実は中期なんです。
なので前回ECUのデーターを読み上げた際も、該当が無いとハネられてしまいました。
今回は事前準備?のお陰でデーターの読み込みが出来たので
中期ECUデーターをベースにStep1とStep2を作製。
ECUへの書き込みは、このパワーゲート3と言う端末を使って行います。
このVFRオリジナルパワーゲート3はデーターが入った状態でオーナーにお渡ししますので
気分に応じてデーターを変更する事も出来ますし
必要に応じてデーターをノーマルに戻す事も可能です。
更にはエンジンチェックランプ点灯時のDTCコード消去にも使えます。
中期車両でのStep1やStep2は初めて作製させて頂きましたが
両方ともしっかりと試運転を行い、効果の程を確認してあります!
ノーマルデーターごと渡すので、オーナーとしては
ノーマルデーターと各チューニングデーターを比較することも可能な訳で
作製者としてはインチキが通用しないんです。
巷で稀に(よく?)見る
スピードリミッターをカットしただけのチューニングデーターは通用しません。笑
LEXUS IS-FのECUチューン後は
4BA-ZC33S 後期のスイフトスポーツです。
わざわざ大阪からのご来店ですので、期待に応えられるようにベストを尽くすのみ!
こちらも初めて手掛けるので、まずは慎重にデーターを解析し
前期型と同じ部分、違う部分を見極めます。
イモビライザーの認識システムは前期と同じようで
ツインECUは問題なく作製できました。
これでバックアップが一つ完成したことになるので、ある程度気楽になりました。
ここからはStep0(リミッターカット&Revリミット引き上げのみ)の確認
まずはスピードリミッターの解除OK
さらにオートクルーズの設定上限の引き上げもOK
(レーダブレーキ非搭載車のみ可能)
各リミッターの入れ方は前期と同じようで、Revの引き上げも比較的簡単でした。
この後Step1、プラグ交換+Step2、そして排気系の交換+Step3と
だんだんとStepアップさせて行くのですが、それはまた後日のブログで紹介します。