先日紹介したピンクいS15シルビアの横では
BNR32 GT-Rが
リフトアップされて
LSDの交換を行っています。
今までは効きの強めな
NISMO製でしたが(左側)ストリートでは使いにくいという事で
効き方がマイルドなOS製のLSDに交換します。
サーキット等でのタイムアタックや
昔ながらのLSDの効き方が好きな人にはNISMO製は人気あるのですが
今風なLSDの効き方を考えると少し設計が古いですよね。
NISMOが悪いとかOSが良いと言うわけでは無く
オーナーの使用目的に合わせたパーツチョイスが出来るか?と言う話です。
OS製のLSDにリングギアを装着して、歯当たり具合やバックラッシュを測定します。
残念ながら今回は両方とも調整が必要な感じです。
コンパニオンフランジ側のシムと
サイドベアリング側のシムを調整(組み替えて)して最適な数字を目指します。
折角ストリート向けのLSDを入れたのに
バックラッシュが大きすぎてガタガタ言ってたらダサいですからね。
・・・笑い話じゃなくて、世の中のLSD装着車両の多数が
チャタリング音に邪魔されて、バックラッシュ過多に気付いていない現実。
3万円前後で社外LSDを組んでくれるお店もあるようですが
バックラッシュは当然の事として、歯当たりまでちゃんと確認しているのでしょうかね?