継続車検で入庫していた
R35のMY07モデルですが
継続車検に合格するまで
そして合格後と
とにかくトラブル続きでした。
まずは入庫して数日後、普通にエンジンを掛けると
ABSのチェックランプが点灯
出た!
ポンプモーターエラー・・・
ABSユニットをOHするか交換しないと治らないやつです。
今回はABSユニットを取り外してOHして再装着しました。
試運転を行っているとエアコンONにも関わらず
エアコンコンプレッサーが回っていない事に気付きます。
クラッチ信号が来ていないので、?と思いながらも
そのまま車を動かすと急にコンプレッサーが回り始めました。
どうも振動をきっかけにクラッチに電源が入る様です。
っと言う事は、室内オートアンプの基盤不良ですね。
ここも定番の故障個所です。
発注すると、1週間ほどで入荷するとのことなので待っていたのですが
1週間半待っても入荷しません。
問い合わせると
「出来上がって来たオートアンプにも不良が見つかり
現在製作し直しています。
納期は12月上旬以降です。」
先日のVR38用のメタルもそうでしたが
部品供給があれもこれも1か月以上掛かるって日産部品さん頼みますよ~
ACLのメタルみたいに社外品がある訳ではないので
おとなしくオートアンプ入荷を待ちながら
各部のオイル交換を行い暖機運転していると
水温が100度を突破!
ボンネットを開けると電動ファンが回っていない!
この症状は去年末に発売されたGTRマガジンでも紹介されてますが
MY07~MY09モデルには電動ファンリレーとして
中華製のリレーが使われています。
部品品番は25230-9F915です。っで、このリレーの端子が錆て来るんです。
錆に気付かないと
電動ファンコントロールモジュールがダメになり
さらにそれを放置していると
電動ファンモーターが逝ってしまいます。
今回は残念ながら最悪のシナリオの全滅ってやつでした・・・。
モーター交換には
フロント周りの全バラシが必要になるので、どうせならラジエター替えちゃおう!って
DRLのレーシングラジエターを導入!!
万が一
組み上げ後すぐに純正ラジエターがパンクしたら、悔やむに悔やみきれませんから。
コンデンサーなどを組むと
カッコ良いラジエターはほぼ見えなくなります。笑
モーター、コントロールモジュールと新品に交換し
リレーも差し替えようとすると
ん?新品で取り寄せたのに
部品品番が、中華製リレーと一緒です。
なんと、壊れることがわかっていても
MY07~MY09の車台番号で電動ファンリレーを注文すると
この中華製が未だに届くんです!
いい加減にしろよ、日産部品。
MY10以降には
新車時からMade In Japan(パナソニック製)の、このリレーが装着されています。
品番は25230-7995Aです。
不具合があることが分かったので、途中からこのリレーに切り替えたのに
未だにMY07,08オーナーには中華製を送り付けるその神経、よくわかりません。
ちなみにZ34の電動ファンリレーも初期型車両はこのリレーが装着されていました。
R35も初期型はすでに12年落ちです。
中古車を見ていると、お値打ちに感じる個体も見受けられますが
R35を維持し、乗り続けるにはそれなりの覚悟が必要です。
故障トラブルが嫌ならば、高価であっても高年式モデルを購入する事を強くお勧めします。