ロータス エキシージMK3のブーストアップセッティングが終わり
今度はロータス エリーゼMK3の現車合わせセッティングです。
訳あって詳細画像は出せませんが。
今回の車両は
ブーストアッププーリーを使わない方法でブーストアップさせた車両でして
ノーマル時のブースト0.6kに比べると、0.75k付近まで上がっています。
この方法を使えば、交換が困難とされる2ZRエンジンを搭載した
エリーゼMK3のS/Cプーリー交換をしなくても300ps近いデーターを出力出来ます!
ただ、部品のポン付けのみですと
アイドリングの空燃比を含め非常にリーンな状態になるので危険です。
今回もVFRオリジナルのパワーゲート3を使ってECUセッティングしました。
この端末は
エンジンチェックランプ点灯時の点検や消去も出来る機能があるので
そう言った意味でも非常に便利なツールです。
セッティング中の1シーンです。
入庫時のグラフを見て見るとAFRが薄すぎてオーバーリーン症状が出ていましたが
セッティング後はスムースなトルク曲線を描けるようになりました。
単純なECUセッティング前後の比較です。
297ps トルク33kまで上昇し、パワー&トルクカーブもキレイです。
ノーマル時と比較すると
ここまで差が出ます。
赤色の破線がノーマルエリーゼMK3ですが、パワーにして80ps以上
トルクでは7k以上の差があるので、まるで別物ですね。
REVリミットは
7000rpmまでとするので、2ZZエンジンの様な高回転での弾ける様なパワー感はありませんが
低回転からしっかりとトルクが出るので、ギヤチェンジをうまく使えば
エンジンに負担を掛けずにサーキット等でのタイムアップが望めます。
エリーゼMK3でのブーストアップ&ECUセッティングは
残念ながら通販での対応は出来ませんが
現車合わせセッティングを行うだけの価値は十分にあります。
周りとの差を付けたいエリーゼMK3オーナーの皆さん
お申込み、お問い合わせ、お待ちしております。