1週間ほど苦しんでいたLotusExigeMK3のセッティングが終わりました。
スーパーチャージャーのプーリーを交換しインジェクターを大容量にしたのですが
これを純正ECUで制御するのに、フィードバックの補正をどう介入させるかで手こずりました。
ECU書換後1発目のパワーチェックで良い結果が出ても
その後すぐに補正が入り空燃比がどんどん濃くなってパワーが落ちてしまうので
補正が入らない様な基準の燃料噴射を構築するのですが
リアルタイム書き換えのフルコンではない為
1か所のデーターの変更でも数十分が必要となり
納得のいくデーターにするのにここだけで2日掛かりました。
頑張った甲斐あり、最大パワーで約460ps トルクは52.8kまで出ましたよ。
緑のグラフは以前エキシージMK3 350SPORTのECUセッティングした際のものです。
それも吊るしのデーターではなく、現車合わせのフルパワーのグラフと比較して見ました。
パワーはもちろんですが、トルクの違いが歴然ですね。
ダイナパックから降ろして、実走行での確認では
まるでカタパルトから離陸するジェット機の様な加速を見せつけ
止まった状態からのフルスタートはデモカーのR35をしのぐ加速力です。
まあ、この車重にこのパワーですからね・・・。
ハンドリングマシンとしては有名なエキシージにこれだけのパワーが備われば
サーキットではR35やポルシェ勢に食い込んで行けると思います。
流石にこのデーターは通販では販売できませんが、現車合わせにて対応致します。
モアパワーを求めるエキシージMK3ユーザーのオーナー様、いかがですか?