LINK G4+の装着が無事に終わった CT9A ランエボ8は
HKS製のハイカムを組む作業を行っています。
カムと同時にスプロケットも交換するので
まずはタイミングベルトを外すところから始まります。
ちなみにハイカムと言うと、世の中的にはTOMEIのポンカムが有名で
バルタイの設定をしなくても大丈夫な物がスタンダードとなっているため
ポンカムしか装着出来ない(バルタイの設定が出来ない)お店まで有る様ですが
バルタイの調整が要らないって事はそれだけ攻めていないと言うことの表れでも有る訳です。
ましてバルブスプリングの交換が必要無いようなリフトのカムだったら
(純正バルブスプリングでも線間密着しないレベルのリフト量と言うことです。)
ハイカムを入れたときのメリットが最大限には発揮出来ないと考えています。
っと言うことで、今回は
バルブスプリングまで交換しないといけないハイカムを組んでいます。
通常はヘッドを降ろして、バルブスプリングコンプレッサーでコッターを抜きますが
プラグホールから圧縮エアーを充填して、バルブが落ちない様にしたうえで
コッターを脱着出来るSSTを使ってバルブスプリングとリテーナーを交換して行きます。
すべてのバルブスプリングを交換し終わったら
HKS製のハイカムと
調整式のカムスプロケットを組み込みます。
タイミングベルトを組み付けたら、基準バルタイの測定と調整に移行します。