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フライホイールハウジングのトラブル

対策に対策が重ねられているフライホイールハウジング

初期型R35 GT-Rでは とかくミッションの不具合が取りだたされましたが

MY11モデル辺りから抜本的に対策が成功し、いまではミッションのトラブルはほとんど出ません。

初期型のミッションであっても、対策部品を組み込むことで ほとんどの場合 不具合を無くすことが出来ます。

 

しかし、MY11モデル以降でも不具合が出続けている部分

それがフライホイールハウジングです。

初期型から数えると3回ほど対策が講じられ、フライホイールハウジングは4種類ほど存在するようです。

 

2015126173349.jpg

初期型のフライホイールハウジング

どうにもならないダメなハウジングです。

スラスト方向の動きをベアリングのアウターレースとハウジングのクリアランスで吸収させるため

すぐにガタが出てしまいます。

とにかくダメなハウジング

特徴はセンターのスプラインにCクリップがはまっています。

 

2015126174125.jpg

どこをどう対策したのか いまいちよく分からない1回目の対策品

初期型同様、すぐにベアリングが死亡します。

何の対策にもなっていません。

ベアリングのアウターレースとハウジング内径のクリアランスを狭くしただけ?

 

2015126174523.JPG

スラスト方向の動きの吸収の仕方を根本的に変えた対策品

第三世代?になるのでしょうか・・・

一見、トラブルは無くなったように思えたのですが、

アイドリング中のガラガラ音が大きくなってしまっています。

異音の解消のために導入した人にとっては、

何の役にも立たないフライホイールハウジングです。

 

しかも、しばらくして距離が延びると

 

 

2015126174224.JPG

原因はベアリングのアウターレースとハウジング内径の圧入不足なのでしょうか?

新品時は全くと言っていいほどなかったガタが5mmほど出てしまっています。

結局これも対策不足のハウジングだったと言わざるを得ません。

 

 

2015126175057.JPG

そこでMY15モデルから採用されたのが

ベアリングの動きを根本的に止めるスナップリングです。

ダンパーの部分も小変更がなされているようで、

バックラッシュ音の低減も図っているようです。

 

 

今回リリースされた、MY15モデル用のフライホイールハウジングで

異音の問題もベアリングの消耗スピードの問題も完璧に解決されることを願います。

 

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