エンジンは1.4Lのスーパーチャージャーとターボの両方が装着された
こちらのVW シャラン2
ゴルフで1.4Lエンジンとなると、ほとんどが7速の乾式DSGを積んでいますが
不具合が多くDSGオイルの交換で止めを刺す事が多いので作業はお断りしています。
しかし、シャランに限っては1.4Lのツインチャージャーでも6速の湿式DSGを搭載しているので
DSGオイルの交換が可能です。
適正温度になるまでオイルを冷まさなければ行けないので
これからの季節は入庫後すぐに交換する事が難しく
少なくても一晩はお預かりする事になります。
ディーラーではDSGオイルの交換をしたがらない様で
何かと理由を付けては、交換を避ける様ですが
オイルと呼ばれるものである以上、劣化しない物はありません。
ましてや高圧なギヤの歯間に入って仕事をしたり、ツインクラッチの油圧発生源となるDSGオイルが
数万キロ走っても劣化しないなんて到底考えられませんよね。
今回もDSGオイルの交換により、ギヤの変速がスムーズになり
特にシフトダウン時のスムーズさとアクセル全開時の初期の加速が良くなりました。
入庫したついでに
ECUのデーター照合を行い、OBDからの書き換えが出来るか調べて見ましたが
国内仕様のこのデーターはまだ例がないらしく
一度ECUを外して2枚に捌きBOOTからデーターを吸い出す必要があります。
過給機が2個付いていると言っても車重がそれなりに重いので
もうちょっとパワーがあると良いな・・・と思われましたらECUチューンをお勧めします。