クラッチのオイルシール交換を行っていたR35 MY07モデルは
クラッチのクリアランス調整や油圧ユニットの加工が終わったので
ミッションをリアメンバーに戻して車載しました。
今回、車体はMY07モデルですが、ミッション本体はMY11以降の中期モデルとなっていて
ソレノイドバルブユニット
やクラッチパックは前期型のままでした。
何らかの理由でミッションが壊れ、ミッション側だけ中期の中古に載せ替えたようです。
よく見るとクラッチ側のケースとミッション側のケースの経年具合が異なります。
まあ、ミッション側が中期でその他が前期だとしても問題は無いですが
その逆だとちょっと残念な雰囲気になりますよね。
余談でした。
続いて、フライホイルハウジングの交換に移ります。
取り外したハウジングを見てみると、MY07用のダメダメなハウジングではなく
中期以降用のハウジングでしたが、結局このハウジングでもガタは出てしまうと言う事です。
ハウジングの違いに関してはコチラをどうぞ。
今回はMY17モデル用のハウジングを用意しましたが
ダンパー部分が
若干変更されていますね。
ハウジングのベアリングに関しては・・・です。
ここに関しては定期的な交換が必要な部位と割り切った方が良いのかもしれません。
MY07~10あたりのクルマは、第一次触媒のスタッドボルトも
結構な勢いでグズっています。
今回も一番取り外しにくい部分が死亡していました。
画像はナットを取り外した後ですが、ナットの取り外しに特殊な作業が必要になり
スタッドボルトも打ち換える必要があるので、通常のハウジング交換とは別に費用が発生します。
今回はこのスタッドボルト自体も固着していて、タービンからなかなか外れてくれません。
さて、どうやって外しますかね~