既製品を探してもなかなか設定の無い GRX133 マークX 2GRエンジン用のビッグスロットル
今回は現物加工で造ってもらいました。
入り口は76.1㎜まで拡大し
バタフライは71.8㎜です。
このスロットルを再度車両に装着したら
サクションやカバーも元に戻して
エンジンスタート!
最初はアイドリングが若干ラフりますが、しばらく放置していると学習が入り
3%前後の学習値で落ち着きました。
経験上、ビッグスロットルを装着し
学習値が10%を超えると通常走行に支障が出るような不具合が出やすいです。
7%付近だと不具合が出るか出ないか、
5%未満だとおおよそ通常走行は可能な場合が多いです。
今回も試運転時に特におかしな症状が出ることはありませんでした。
装着してしまうとあまり存在感はありませんが
一般的にビッグスロットルは過給エンジンよりもNAエンジンの方が効果を体感しやすいと言われます。
今回のGRX133用2GRエンジンでは予想以上の効果が出ました。
以前IS250の4GRエンジンにビッグスロットルを装着した時は
アクセルを踏んだ後の加速感が力強くなったような気がしました
と表記していますが、今回は明らかに
アクセルを踏んで加速に入るまでのタイムラグが無くなったのと
加速体制に入った直後のトルクが増大して、クルマがグイっと前に出るようになりました。
全開域の最大パワーはそれほど上がっている様には思えず
ダイナパックでパワーチェックしたわけではないので、詳細な数字はわかりませんが
体感的には最大トルク発生ポイント付近での加速感の差が大きく出ていると思います。
自分自身、比較的効果の体感には鈍感だと思っているので
鈍感な自分が体感できたのであればほとんどの人はこの効果を体感できるのでは?と思われます。
理想を言えば、増えた空気量に応じてECUセッティングしたいのですが
ポン付けでそのまま乗れると言うのも一つのメリットですね。
GRX133 マークX ビッグスロットル
気になる方、お問い合わせください。