CE9A ランエボⅢ 燃料系交換作業

ランエボⅢが新車で登場し、チューニングが始まったころ
定番のトラブルがあり、

「ブーストアップしたら、ピストン溶けた・・・」

と言う、トラブルと言うには結構重傷な症状でした。

今となっては、
燃料ポンプの電圧が少々不安定な事と
ランエボⅢになる事でエンジンの圧縮比が上げられた事が原因で
ブーストアップレベルでもデトネーションを起こして
エンジンブローする事が理解されていますが
当時は

「ランエボはⅢになってエンジンが弱くなった!」

とか

「ピストンの強度を落とした」

なんて噂が飛び交ってましたね。

今、入庫しているランエボⅢも

エンジン周りには手が入っていませんので、高圧縮のままです。

今回はブーストアップする前に、
燃料系を

バージョンアップしておきます。

ポンプを

大容量に交換するのと同時に
ポンプの電圧確保の為、

電源線を専用に引き込んでやります。

年式的にも純正の燃料ポンプやハーネスは色々と心配なお年頃なので
保険の意味も込めての交換ですが
将来のブーストアップやエンジンチューン時には
きっと威力を発揮してくれると思います。